お知らせ

2024/01/01

理事長 新年あいさつ2024年

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、清々しい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

当財団は2003年4月に、保健予防事業を実践していた旧結核予防会千葉県支部、旧千葉県対がん協会、旧千葉県予防衛生協会、
旧千葉県医療センターの4団体を統合し、千葉県における中核的存在となる保健予防機関を目指して創設され、今年で20周年を
迎えました。2012年4月1日に「健診・検査データを調査分析し、その成果を県民の健康づくりにフィードバックする」をコン
セプトに従来からの総合健診センターに新たに調査研究センターを立ち上げ、公益財団法人に移行しました。以来11年が経過し、
基幹事業である健診・検査・人間ドック・診療に加えて、調査研究にも邁進してまいりました。
大きな4つの組織の統合であり、
意思統一を計るためには時間がかかりましたが、役職員の一致団結により乗り越えてきました。

公益財団法人移行後、臨床検査室の技術認定を含む国際規格ISO15189の認定を千葉県で初めて取得、マンモグラフィ検査と
乳房超音波検査の交互検診の確立、遺伝カウンセリング外来の導入、子宮頸がん検診における自己採取キットの無作為抽出比較研究の実施、
新生児マススクリーニング濾紙を用いた脊髄性筋萎縮症検査の実施等、健診機関として独自性の高い研究と事業を実施してきました。

2020年春から始まり3年以上続いた新型コロナウイルス感染症も2023年5月ようやくインフルエンザと同じ5類に分類され、
社会活動も活発になってきています。しかし、依然としてコロナ感染は継続しており、またインフルエンザの流行もあり、マスク着用、
手指消毒等は医療現場や基礎疾患のある方、高齢の方の多い施設では引き続き求められています。新型コロナウイルス感染症は健診事業
に大きな影響を及ぼし、コロナ禍を脱してもがん検診受診者数の回復は難しい現状にあります。しかし、本年4月から開始される第4期千
葉県がん対策基本計画では、がん検診受診率の目標が第3期までの50%から60%に引き上げられることから、県、医師会、市町村、関連機
関と連携を図りながらより一層受診率向上に向けて努力して参ります。

今年は十二支の「辰」年です。「辰」は、力強さや成功の象徴で、新たな始まりやチャンスの年と言われています。

当財団は、創立20周年という節目を迎えました。今年を新たな始まりと考え、より一層邁進して参ります。
最後に皆様の健康とご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

総合センターへのアクセス

■ 徒歩の場合

JR京葉線、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」から約17分又は京成千葉「西登戸駅」から徒歩約15分

■ バスの場合

コチラの時刻表をご参照ください。

■ お車の場合

カーナビに財団の代表電話番号(043-246-0350)をご入力いただき目的地に設定してください。

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