2023/02/15
脊髄性筋萎縮症(SMA)患者の早期発見・早期治療を実現するために
当財団は新生児を対象とした、先天性代謝異常等検査を千葉県・千葉市からの委託を受け実施しており、千葉県では唯一のスクリーニング検査機関です。
脊髄性筋萎縮症(SMA)患者の早期発見・早期治療を実現するために、全国に先駆けて2020年度から、千葉県内の新生児を対象に、オプションとしてSMA検査を実施しています。
この度、この事業でSMA患者2例が発見され、生後1か月前後の早い段階での遺伝子治療につながりましたので、記者発表いたしました。
下記の時間帯で記者発表の様子が放送されました。
・NHK 2/7 18:00~19:00 首都圏ネットワーク
・千葉テレビ 2/7 18:00~ ニュース
2/7 21:30~ ニュース
2/8 6:45~ ニュース
※脊髄性筋萎縮症(SMA:spinal muscular atrophy)
SMAは、治療をしなければ乳時期に運動発達が止まり、哺乳や食べ物の飲み込み、呼吸ができなくなり、死亡する難病です。
遺伝子の変化が原因であり、頻度は、1万人から2万人に1人と言われています。
最近、画期的な治療法が開発され、発症する前に治療を開始すれば、正常な運動発達が可能となりました。
しかし、発症後では効果が限られるため、早期発見・早期治療が極めて重要です。
総合センターへのアクセス
■ 徒歩の場合
JR京葉線、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」から約17分又は京成千葉「西登戸駅」から徒歩約15分
■ バスの場合
コチラの時刻表をご参照ください。
■ お車の場合
カーナビに財団の代表電話番号(043-246-0350)をご入力いただき目的地に設定してください。