お知らせ

この度、乳房Ｘ線（マンモグラフィ）検診車が令和4年3月28日に納車されました。
この乳房Ｘ線（マンモグラフィ）検診車は、公益財団法人JKAの補助事業（2021年度）を受けて整備しました。

１．事業の概要
（1）目的
　　  乳がんと診断される患者数は、全国で年間9万人になり、女性の約11人に1人が乳がんに罹る状況になっております。その原因として早い初潮、遅い閉経、
　　  未婚、未産、肥満、喫煙、アルコールの摂取等がいわれておりますが、予防法の決め手になるものは存在しない状況です。
         そのため乳がん発症を予防することは難しく、検診による早期発見が乳がん死亡率を減少させる唯一の方法であります。　　
 　     財団で受託している千葉県内45市町村の住民、各学校の教職員、各事業所の従業員に対して、新しく配車された検診車で受診機会を提供し継続的に行う
　　  ことにより、早期発見し、乳がん死亡率を低下させることができます。

（2）内容

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影装置

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

２．予想される事業実施効果
　　マンモグラフィによるがん検診を受診者が不安に思う理由の一つに、乳房を圧迫する痛みがあります。今回搭載した装置は、撮影準備時に乳房を圧迫する
　　速度を緩やかにし、痛みを少なくする対策を講じております。また、ポジショニングの際も無理のない姿勢をサポートし受診者の負担が軽減させること
　　ができます。
　　さらに、撮影された画像については、アナログシステムの画像に比べ高画質になり、撮影後の画像確認に時間がかからず、検診の流れがスムーズになり、
　　より良い検診が可能になります。

 

３．印刷物等
　　本事業に係る印刷物等
　　令和4年7月1日発行の財団広報誌「けんこうちば　夏号」に掲載します。