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理事長挨拶 ~創立20周年を迎えて~
ちば県民保健予防財団は令和5年4月1日をもって創立20周年を迎えました。これもひとえに受診していただいた皆様をはじめ、多くの関係団体のご支援、ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。また、4団体統合以来、日々県民の健康増進のために努力していただいた歴代の役員並びに職員の方々にも御礼を申し上げます。
健診を行い、お互いに切磋琢磨していた4団体の統合で、当初は健診の実務面および経営面で大きな困難に見舞われました。しかし、役職員の努力により危機を脱することができました。
平成24年には「健診検査データを調査分析し、その成果を県民の健康づくりにフィードバックする」をコンセプトとして公益財団法人に移行しました。
平成25年創立10周年に当たり、「精度管理とお客様満足度で日本一の健診機関に!」「全国トップクラスの疾病予防・健康づくり情報センターに!」を10年後のビジョンとして定めました。この10年間で1.臨床検査室の技術認定を含む国際規格ISO 15189の認定取得、2.マンモグラフィ検査と乳房超音波検査の交互検診の確立、3.遺伝カウンセリング外来の導入、4.子宮頸がん検診における自己採取キットの無作為抽出比較研究の実施等、日本におけるオンリー1またはナンバー1の健診検査診療に関する情報を発信してきました。「日本一」という明確な目標に職員が向かった成果と考えます。
令和2年に始まった新型コロナウイルス・パンデミックは人類に甚大な被害を及ぼし、当財団においても事業に大きな影響を受けました。しかし、令和5年5月8日にインフルエンザと同じ5類感染症に分類され、社会に少しずつ活力が戻りつつあり、健診受診率向上に全力で取り組んでいるところです。
当財団は今後とも、県をはじめ市町村、医師会、大学などと緊密な連携の下に、健診検査データの調査分析を通して、更に精度の高い健診検査および安全安心の診療・支援サービスを提供し、県民の健康づくりに貢献したいと考えております。
20周年を節目として気持ちを新たに、県民の皆様の健康づくりの良きパートナーであり続けられるよう、役職員一同なお一層努力してまいりますので、今後とも更なるご支援を賜りますようお願い申し上げます。
公益財団法人ちば県民保健予防財団 理事長
県民のみなさまに寄り添い続けて20年
ちば県民保健予防財団(当財団)は、平成15年4月に結核予防会千葉県支部、千葉県対がん協会、千葉県予防衛生協会、千葉県医療センターの4つの財団法人が統合して設立し、令和5年4月1日で創立20周年の節目を迎えました。
これからも「地域を支え、地域に支えられる医療機関」として、しなければならないことを見極め、受診者ファースト、地域ファーストで、皆さまの安全・安心に貢献していきます。
創立20周年記念式典
創立20年を迎えたことを記念し、2024年1月30日にオークラ千葉ホテルにて、創立20周年記念式典を執り行いました。
熊谷県知事、神谷千葉市長、公益財団法人日本対がん協会垣添会長、一般社団法人千葉市医師会斎藤会長をはじめ、多くの方にご参列いただき、盛会のうちに終了いたしました。
また、記念講演として、キャスター・フリーアナウンサー、京都産業大学客員教授 吉川 美代子 様に、「現代社会で必要なコミュニケーション力とは」と題しまして、ご講演いただきました。 記念講演後、記念祝賀会を開催しました。
コーポレートスローガンの制定
創立20周年を記念し、企業理念を表す合言葉「コーポレート・スローガン」を職員から募集し、決定いたしました。
コーポレートスローガンは「あなたとつくる 明日の健康」です。
近年、日本では、すべての年齢層や社会階層を対象に、疾病予防・健康づくりへの取り組みが進んできています。地域での健康づくり、生活習慣や労働環境の改善、疾病の予防などを支援していくことこそ、ちば県民保健予防財団の使命と考えます。
財団の基本理念に基づき、自治体、企業等と協力して、検診や人間ドックをおこない、労働衛生に取り組み、公衆衛生学を駆使して、県民一人ひとりに寄り添った、『明日の健康』を目指して健康づくりを行っていくという意味が込められています。