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複十字シール運動

財団では結核やその他の胸部疾患の撲滅を目指し、複十字シール運動を行っています。
結核は過去の病気ではありません。日本では現在でも高齢者における結核患者の増加、減らない若年者の新規患者、薬の効かない多剤耐性結核の出現など、深刻な問題を抱えています。みなさまの温かいご協力をお待ちしております。



複十字シール運動について

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募金はどのように使われているの?(外部リンク)
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複十字シール運動とは?
複十字シール運動のマスコット
「シールぼうや」

複十字シール運動は、結核やその他の胸部疾患をなくすための事業資金を集めることを目的として実施されている募金活動。1904年コペンハーゲン(デンマーク)市内の郵便局に勤めていたアイナール・ホルベル氏の提唱で始められました。
その後、この運動は世界各国に広まり、現在では80ヶ国の国々でそれぞれのお国柄を反映したシールが発行され、結核などの対策に役立てられています。

複十字シール運動は日本でも歴史のある運動です。

日本でのシール運動の始まりは、自然療養社が発行した大正14年(1925年)。その後、結核予防会の前身である日本結核予防協会や白十字会が戦時中中断しながらも、それぞれ発行し、昭和27年(1952年)には結核予防会が第1回目のシールの発行を始めました。

この運動には、複十字シールを通じて結核や胸の病気に関心を持っていただきたいという願いをこめられています。

複十字シール運動の歴史
できごと
1903 デンマークの郵便局員アイナール・ホルベル氏、複十字シールを考案
1904 デンマークにて世界で初めて複十字シールが発行される
1907 エミリー・ビッセルがアメリカで初めて複十字シールを発行
1925(大正14) 自然療養社が日本で初めての複十字シールを発行
1926(大正15) 日本結核予防協会(結核予防会前身)、複十字シールを発行
1927(昭和02) 白十字会、複十字シールを発行
1950(昭和25) 白十字会、戦後初の複十字シールを発行
1952(昭和27) 結核予防会が第1回目の複十字シールを発行
※沖縄県では昭和27年~46年本土復帰まで独自シールを発行していました。

結核は過去の病気ではありません!

結核予防会の国際協力

日本は今、結核患者の高齢化、減らない若年者の新規患者、薬の効かない多剤耐性結核の出現など、深刻な問題を抱えています。日本の結核罹患率は、欧米諸国に比べて依然高い状態で「中蔓延国」とされています。

また世界では、20億人(世界人口の3分の1)が結核に感染しており、毎年860万人以上が結核を発病、130万人が結核で命を落としています。2012年には、結核発病者のうち110万人がHIVに重複感染し、結核とHIVの重複感染が深刻な問題となっています。

結核予防会では、長年の結核対策の経験を生かし、アジアとアフリカの各国で現地の方々と協力して、結核をなくすための活動をしています。