
結核対策特別促進事業のご案内
結核を未然に防ぐため、様々な事業を展開しています。
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調査研究部
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(1)平成14年度 千葉県結核対策特別促進事業
●高齢者施設結核患者早期発見モデル事業
結核高危険群である高齢者施設で、2週間以上続く呼吸器症状等の結核の症状が疑われた入所者に、喉頭粘液による結核菌検査を行いました。なお、喀痰による検査は採取が困難なため全員喉頭粘液による検査を行いました。また、60歳以上の明らかな免疫抑制状態のない者及び、重度痴呆のない者を対象にツベルクリン反応検査を行い、検討資料として胸部エックス線写真の所見、結核既往歴・治療歴を用いました。
●院内DOTS支援事業
県内7 ヶ所の結核病床を有する医療機関の病院長、医師、看護職、事務職等の代表と、今年度より県内16保健所の担当者の参加による会議を開催することで、互いの連携をはかり、結核治療法としての院内DOTSの推進や予防対策の推進に努めました。
●ニューヨーク式DOTSカンファレンス事業
県内主要保健所に結核専門医を派遣し、また、県主催の結核対策作業部会に参加するなど、統一した実施要綱のもと、コホート会議の円滑な運営を図るための方法や知識を普及徹底させました。
結核対策の普及手段にきわめて有効なコホート会議を有意義なものとするために県内保健所が結核対策の統一した見解を持つことが重要ですが、コホート会議の前準備として各保健所の足並みをそろえ、結核対策を千葉県全体の取り組みとして認識させました。
●定期外検診におけるCR等の新技術を用いたモデル事業
病巣の存在診断、質的診断に有用ならせんCTを、既感染者の多い高齢者の早期診断に役立てる為、らせんCT車の出張検診を行いました。
●医療従事者に対する結核研修会の開催
「結核対策千葉方式」の結核征圧を目的とした結核患者の早期発見、治療完了、及び患者からの感染拡大防止に関する情報を提供する研修会を行政機関、県・地区医師会及び関係団体等の協力により、医療従事者に対して県内4か所で開催しました。
●画像処理技術向上研修会の開催
胸部画像診断に従事している医師を対象に胸部画像診断技術の向上を目的とした研修会を開催しました。教材は、らせんCT検診によって得られた画像情報を胸部間接・直接写真にフィードバックさせて製作した資料を各医師が読影し、その画像情報を解説した研修会を通して診断能力(読影)の向上と維持に努めました。
●画像診断技術向上研修会の開催
県内の各医療機関に所属する診療放射線技師を対象に、各自が撮影した胸部直接・間接写真を持ち寄り、医師と合同でフィルムの評価を行い、エックス線写真の質的向上を図りました。
●胸部検診精度管理委員会
結核対策特別促進事業ならびにCT検診の精度管理の向上のための企画・立案・指導及び助言等を行なうために、学識経験者・医療機関の代表者で構成する委員会を設置して事業を推進しました。また、インフォームドコンセント、判定基準作成・検診結果判定小委員会を開催しました。
●ホームレス・外国人等の結核発病高危険群に対する結核予防対策事業
結核発生の高危険群とされる、ホームレス、在日外国人に対して、CRならびにCT装置を用いて集中的に結核検診を実施しました。結核患者1名(10万対1,010)を早期発見し、治療したことで、結核の重症化及び二次感染の防止に役立ちました。
●DOTS手帳の作成及び配布
結核は正しい服薬によって治療可能であるが、誤った服薬により多剤耐性結核など重症化させるおそれがあります。DOTS手帳を使用することで入院時の服薬状況等の把握、退院後の患者の管理を徹底し、結核患者の治療に大きな役割を果たしました。
(2)平成14年度 千葉市結核対策特別促進事業
●らせんCT車検診
結核発症の高危険群とされる住所不定者や雇用の不安定な単身者等の方々に対し、らせんCTおよびCR装置を用いて、集中的に結核検診を実施することにより、結核を早期に発見し、治療を完了し、重症化を防ぐとともに二次感染の防止を図りました。
対象は、平成10年から平成12年の過去の3カ年において、定期外健診を実施した事業所で、その事業者が有する市内の寄宿舎、寮及び飯場で寝食する方々で、平日の夜間及び休祝祭日を利用し実施しました。
また、結核対策の推進および結核検診の精度管理の向上を図るため、学識経験者・医療機関の代表者で構成する委員会を設置して、事業の企画・立案・指導および助言を行いました。
●寝たきり高齢者等結核検診事業
検診が困難なため、検診機会の乏しい寝たきり高齢者の方に、可搬型X線装置を用いて検診を行い、結核患者を早期に発見・治療して、結核の重症化や二次感染を防ぐことができました。
●コホート実態調査会議事業
結核患者の治療成績を、個別に評価し対応を検討することにより、地域の結核の診断、治療、患者管理、予防対策を効果的・合理的なものとし、長期的に罹患率を減少させることを目的としました。初回塗抹陽性肺結核患者で12ヶ月前および3ヶ月前の登録症例を対象としました。
